9/27/2014

瞬間を



いつもと何も変わらないし
いつもそばにあるもの

でも見方によって
だれかに気づかせてもらって
それがとっておきの光になる

音や 香りや 風 、対話から 
境界をこえ ひびきあう 
かぞえきれない星の数から 
みつけあう 光
奇跡みたいな めぐりあわせ

その一瞬のきらめきを
キャッチできるようでありたい


山の稜線に 

ちょこんと乗った果無い三日月
しずかに、しずかに 
その向こうがわへ
消えていった