9/08/2015
深夜の銭湯
ときどきふいに、わたしの姿を思い浮かんでくれるコ
真夜中、
「げんき? アイスたべたらいいよ、頭から湯気が出てる〜」と
「見えてるね、、笑 でもそれもうやったー」
「銭湯いこっか」
「うん。」
春先からつづいた台風の渦のような風速200%が
今やっとおさまりつつある日だった
にんげんって、ワガママで単純で
満ちすぎた頭、身体、心はカチコチなり
しばらくなんにもじぶんの中に入れたくない気分になる。
気兼ねない近しいヒトしか会いたくないし、
頭つかう判断とか、感情がゆれることは特にしたくない
いちど止まって、ぜんぶ流したい〜
現実はゼロにできないので
で、わたしたちは雨のなか、近所のザ・昭和の銭湯に集合した。
古くお湯もちょろちょろのシャワー、ビリビリ電気風呂で痛いし
熱すぎる湯で 全然快適でないのに
ものすごく何かが流れて、心地よかったな
夏がいつのまにか終ってて、
逃した大好きなモヒートをアーバンなお店で
ゆっくり飲んで、一皿たべて美味しかった生春巻きを追加オーダーしたり
いままでの、この先の、小さな希望のあれこれをおしゃべりして
ゆるゆる、だらだらな深夜のひととき
雨の中を左右にわかれバイバイした
なにか違う切り替わりの予感
次の扉が開くのをまってる